この写真は私が住む岩手の景色です。
この空の下で生まれ、17年間暮らしてきました。

私にとって写真というものは、ただ単に風景や人物を写し、アルバムに残すだけのものではなく、写真というのは「真」を「写す」つまり、シャッターを切ると同時に自分自身の心を風景に重ね合わせて写すものだと思うのです。
だから、自分の心が澄んでいれば鮮明に写り、自分の心が濁っていればくすんで写ります。
しかし、岩手の景色はいつもあざやかに写ります。それは、岩手の景色が私の心をきれいにしてくれるからだと思います。

こんな岩手を未来にもつないで行きたい。つないでいかなければならないと私は思うのです。
この写真を見て、少しでも岩手を好きになってくれたらうれしいです。

岩手ありがとう。そして、未来に向かって太陽は昇ります。