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『盛岡学 vol.2』 盛岡学編集室

時空を縦横無尽に行き来する感覚が楽しい。 2011年12月28日(水)

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『盛岡学 vol.2』

  • 盛岡学編集室
  • *****************
  • 荒蝦夷
  • 1,500円(税別)
  • 2006年12月発行

印象的な表紙である。その表紙をめくると、巻頭グラビア「真景錦絵新盛岡五拾景 夜想盛岡 高橋克彦、描く」。盛岡在住の作家・高橋克彦さんが、デジタルカメラで撮影した盛岡の風景をコンピュータで画像処理した独自のアートで、これを「真景錦絵」と名付けている。見慣れた風景が、異空間に見えてくる不思議な世界である。
さて、盛岡学なので、盛岡のこと、さらに岩手のことが満載の1冊。巻頭特集は「文士劇と映画祭の街、盛岡―『盛岡文士劇』から『みちのく国際ミステリー映画祭』まで―」。盛岡という街の文化が伝わってくる内容だ。
特集は「食の記憶」。特集の中で、石川啄木は「ゆべしまんじゅう」が好きだったこと、原敬はそば粉で作る「おちゃもち」が好きだったことを知る。盛岡出身のエッセイスト・みやこうせいさんの「『けー』と『くー』―<食べる>の下二段活用」では、食べ物を手がかりに世界を垣間見るとともに、ふるさとを振り返る。時空を縦横無尽に行き来する感覚が楽しい。
このほかにも「食」の風景が満載である。読み終えたとき、岩手や盛岡のことをもっと知りたくなる。

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